地域:東京
「男なんて・・・」他の女性に行ってしまうもの!
同じ高校のクラスメイトで、高校1年から付き合い始めて同じ大学へ進みました。
ずっと付き合ってきた彼が、大学を卒業して社会人として働くようになると、忙しいと言って会えない時間が増えたんです。
仕事が忙しいのは当然だと、私は会えない時間は増えても仕方ないと諦めて、会える時にはとてもハッピーに過ごしました。
しかし、彼の態度はあまり浮かないようでした。
そんな時、彼から「好きな人が出来たから分かれてほしい。」と告げられたのです。
どうやら仕事と言って会う時間が減っていたのは別の女性と会っていたようで、私と別れることを前提に彼女の交際発展をしていたようです。
私は結婚しようと思っていたのに。そんなフラれ方をしたので、もう絶対に男なんて要らないと、出会う男の人には彼氏作らない宣言をしていました。
会社においても、友達にも関わる男の人全てです。当然、彼氏など出来ない訳です。
男なんていらない?仕事が充実した生活の中で
傷つくくらいなら男なんてもう要らないと、彼氏作らない宣言をした私はがむしゃらに仕事に打ち込みました。
他の同期社員から群を抜いての仕事ぶりだったと思います。
またプライベート時間も彼氏の時間を考えないように、今まで手を出さなかったアフター5から9時までの時間をお稽古事に費やしました。
月曜日木曜日はエクササイズ、火曜日はろくろを回す陶器作り、水曜日は英会話、金曜日は幼い頃に一度経験した書道を再開しました。
帰宅後は食べて寝るだけという、ハードな生活でしたが充実していました。
キャリア・ウーマンを気取っていたのですが、29才の誕生日を迎えたその朝に、自分の顔が映る鏡を見てふと思いました。
笑顔が消えた私だと。。。
こう言うときにいつも慰めていた彼が居ないのはきついと正直思いました。
そして男なんて要らないと思って自分がそれは強がりだと分り、やっぱり頼れる彼氏がほしいと思いました。
まずは婚活パーティーに参加!目標はステキな彼と結婚!
もう29才ともなると合コンでは引き立て役にしかならないし、新たなドラマのような出会いを求めるには時間が掛かりそう。
保証もないと考えた私は、てっとり早く婚活をすることにしました。
婚活ならば彼氏が結婚相手になるわけで、年齢的にもギリギリの線だと判断したからです。
婚活と言うのは、今はほんとに多くの出会いの方法が世の中に出回っていて、携帯一つで出会いを探すことが出来ます。
私はしっかり相手とお話をして、相手のことを目を見て判断したかってので、まずは婚活パーティーに参加してみることにしました。
最初はどんな雰囲気か分からず、会話も途切れ途切れになり上手く自分を出せずに終わっていたのですが、4回目から流れが把握できたのでリラックスして参加できました。
そして、5回目のパーティーで理想の彼氏を見つけたのでした。
結婚相手にふさわしい彼「最高に幸せな気持ち」
結婚相手にふさわしいと思った彼が、私のことも良いと思ってくれたので、パーティー中にカップル誕生ということになり、その場で連絡先を交換しました。
勿論最初のインスピレーションだけで彼の全てが分かるわけではありませんが、この彼ならこの彼のことならもっと知りたいと思える人だったのです。
デートを重ねて1年が経ちました。
彼は私の誕生日を待ってプロポーズをしてくれたのです。
私は最高に幸せな気持ちになりました。
自暴自棄になっていた時は周囲の男はみな同じだと、一人の楽さに走りましたが、彼とのこの1年は彼を信じることが幸せだと感じれる1年でした。
また結婚して彼氏から旦那様になっても、変わらぬ愛を貫き通す自信もできました。