地域:京都
暗くて人を寄せ付けない
好きなものが普通の女の子とは少し変わっていて俗に言うオタクなので、普段は猫を被っていました。
そのため口数も少なく、見た目も全然気にしていなかったので根暗で、全体的に雰囲気の暗いよく言う陰キャラというやつでした。
ホラーゲームのクリーチャーが好きな女の子なんておかしいしファッションにも関心を示さずずっとゲームをしていたので、正直に言うと笑われると思っていました。
いろいろと素を隠し、表面上だけ周りと合わせながら過ごしていたので、自分自身の雰囲気もあまり人を寄せ付けなかった原因だと思っています。
常に趣味・興味が合う人とだけ一緒にいて新しい出会いなども求めなかったので、そもそも彼氏を作ろうとも思っていませんでした。
それが表にだだ漏れていたのが一番の原因でした。
気になる人を見つけた
根暗で猫を被り素を出していなかった時期から少し経ち、吹っ切れていろいろ喋り始めたところ気の合う人がいることを知りました。
話しているうちにどんどん気になり、ずっと喋っていたい、もっと時間が欲しいと思いました。
その人に好かれたいと思い始め、身なりや美容などを気にして行動に移した人は初めてだったのでした。
その人と長くいたい、私と一対一で会話をしたいと思ったのが、彼氏が欲しい・彼氏になって欲しいと思ったきっかけです。
また話している時間が楽しく、話し終えて一人になったときに寂しく感じてしまうことがあり、その寂しさを埋めたいと思ったのも理由の一つです。
自分が思っていたより寂しがりやだったこともあり、なんとかしようと思いました。
なんでも喋ってみる
隠していることを全部ネタとして打ち明けてみました。
「私ゲーム好きなの、あなたはゲームする?」「女なんだけど特撮なんだよね、おかしいでしょ?」のように笑いとして喋るようにしました。
隠す必要がないのと元々私がお喋りなのもあって、根暗だったのが人当たりがいい・明るい子とまで言われるようになりました。
素直に好きなものをばらまくようになったので、おのずと同じ好みや趣味を持っている人が周りに増えました。
新しい出会いも増えて似た好みや趣味を持った人と出かけることも増え、身なりを整えるようにもなりました。それらが集まり結果として彼氏を見つけることができました。
お互いに似通ったところがある前提なので悩みなども打ち解けやすいです。
全体的に明るく、人と喋ることが楽しくなった
そもそも喋ることが多くなったので、喋り方や表情が明るくなりました。
楽しいと言ってもらえることも増えて、私自身喋ることがとても楽しくなり声のトーンが高くなったように感じています。
アルバイトや学校での対人関係で悩むことも減り、気が楽になりました。
世渡りも人並みにこなせるようになり、功を奏してか趣味で作っている作品を展覧会などに出展するようになりました。
新しい発見が増えて毎日が楽しいです。
落ち込んで泣き寝入りすることももちろんありますが、以前と比べ悩みを聞いてくれる彼氏がいるといないとでは、落ち込んでから復活するまでの時間がとても短くなりました。
彼氏に何を喋ろうかなぁと小さな発見を探すようになり、周りがよく見えるようになったと思います。