地域:京都府
男を渡り歩く生活
元々、彼氏に困ることがなく、付き合った人とは基本的に同棲していました。
別れる時も次が出来てから別れるので途切れることなく彼氏がいて、失恋を経験したことがありませんでした。
その時も、大学時代から5年付き合って同棲していた彼氏と別れて、
仕事先で知り合った年下の男の子と付き合うことになり、その子のアパートへ転がり込みました。
付き合いが長かったことでマンネリになり刺激がなくなったことが一番の理由です。
一緒に猫を飼っていましたが、猫も見捨てて一人で飛び出した形でした。
その後、新しい彼氏とも結局3年で別れることになり、住む家が見つかるまで別れたにも関わらず同居。
居心地は悪いし、初めての失恋のショックは大きいし、1ヶ月ほどかなり辛い同居生活を送りました。
寂しいし住む家がない
誰かと一緒に住んでいないと寂しいし、
何より家賃を自分で払って部屋を借りるなんてそれまでの生活になかった出費なので経済的にも難しかったです。
部屋に住まわせてくれる人が大前提でした。
一人暮らしは寂しいし、身の回りのことを自分一人で全部やるのもつまらないし、
テレビを見て話し相手がいないなんて耐えられません。
それまでも家に帰ったら職場の出来事を色々話す方ですし、
猫も飼いたかったので、一人暮らしより二人いた方が帰りが遅くなるとかにも安心ですし。
話し相手がいないと嫌だ、一人暮らしは嫌だ、というのが一番の理由でした。
周りの友人はよく分かってくれていた
結局、年下の彼氏と付き合う前の大学時代の彼氏とよりを戻しました。
周りの共通の友人や、これまでの経緯を知っている友人が
「戻ったほうがいい、あんたのことを一番分かっているのはあの人だ」
と何人も何回も言ってくれ、なんかそんな気になってきたことが理由です。
最初は半信半疑なところもありましたが、戻ってみると、
出て行った間のことはこちらから話さなければ聞いてこないし、
猫の世話もちゃんとしてくれていたし、
二人で借りていたマンションにそのまま住んでいたので私もすぐに生活に慣れることができましたし、
感謝しています。
今では戻ることを勧めてくれた友人にも感謝しています。
一時の気の迷いで数年別れた期間はあったものの、今は結婚して幸せに生活しています。
何かしてあげることは楽しいし嬉しい
そばにいることを当たり前のように感じられる安心感は大きいです。
信じる人がいる、というだけで安心して自分も生きられますし、生活できるし、
親や友人も同じように安心してくれます。
帰りにおやつを買って帰ろう、とか、今日のご飯は彼の好物のコロッケにしよう、
とか、日常の中で無意識に人のことを想いながら何かを考えるのは幸せなことです。
それを喜んでもらえるとお互い嬉しいです。
些細なことを思った時に口にして、返事をしてくれるというような普段の何気ないことが、
ふと気付いた時に幸せだなぁと感じます。
着る服や身だしなみもそうですが、仕事に関しても
「帰ったらこういう話をしたい」
と思うと張りが出て、一つ一つのことを意識するようになりました。