福岡県
自虐的乙女
幼い頃より大人しく、姉妹で妹に比べられて育つという、よくあるパターン。
活発で明るくスポーツ万能な妹と恥ずかしがり屋で引っ込み思案の姉。
物事を全てにおいて自虐的に考える様になってしまい周りを見渡すことをやめていた気がする。
高校生になり、新たにできたたくさんの友達に自分を褒めてもらうことが多くあり、
少しづつ自虐的思考から変化し始め、友達の友達と称した男の子の友達も増えてき始め、そこで男の子から『可愛いね』とか『綺麗だね』と、言われる様になり、『私、案外可愛かったりするんだ』と思えた。
するとなんだか世界が変わった様な気がした。そこから恋愛に対して自虐的になる事が少なくなったと思う
女だけの卒業式
当時、高校の卒業式に保護者が参加する事は恥ずかしい事で、卒業式は在校生と卒業生のみで式典が進む。
といったところ。しかし、親の代わりとは言わないが学校周りに年上彼氏のお迎えの車が長蛇の列をなす。
前の年、先輩たちを見ていたので分かってはいたが、卒業生の人数が多かったせいかゆうに200台ほどの車が並ぶ中、私と親友は少し前に彼氏と別れてしまい二人仲良く学びやから徒歩で帰ろうとしていた。
周りを見渡すと、クラスでも目立たない大人しいあの子も、この子もみんな彼氏が迎えにきていた。
ふと見ると仲良しの男友達が気を利かせ迎えに来てくれているでわないか!でかした!けんちゃん座布団3枚あげよう!って事で彼氏のフリしてもらい歩く友達に見栄を張り手を振って学校を後にした。
あの時程本当に彼氏が欲しいと思った事はないです。
友達の友達とバイトとバイト仲間と
女子高だったので、基本的に男の子の話がその日1日の、会話の半分を占めているといっても過言ではない。
そこで必ず学年に一人はいるであろう、仲人気質の情報通の女子が色々な『友達募集案件』を持ってくるのでそこで気になった男の子達と可愛くグループ交際的な事から始まり、そこから付き合う様になるパターンもあったが、友達抜きだとなぜか話が盛り上がらず、決まって自然消滅になり、今思い出しても名前すら記憶にない。
しかし、バイト先では年上のお兄さん的な男の子がたくさんいたので、ワガママも聞いてくれるし頼れるし、愚痴も聞いてくれる。
やっぱりバイト先での年上男の子との出会いが多かったですね。
乙女の純情
たまたま付き合ったのがバイト先によく来ていた年上のお客さん二人組み。
話を聞くと先輩と後輩らしく、後輩くんは私と同じ年で先輩さんは2つ年上。
後輩くんが私を気に入ったが一人でお店に行く勇気がないので先輩さんと来ていたらしい。
来ているうちに先輩さんも私を気に入り、後輩くんは私を諦めます!と言われ先輩さんから告られ付き合う様になりました。
この先輩さん。
今考えてもめちゃイケメン!なので少しでも気に入られたくて、みるみる内に痩せていきましたね。
無料恋愛ダイエットモニターの様でした。
痩せるので、嫌味なくらいモテ期だったのですが先輩さんが好きなので脇目も振らず一筋だったのですが、さすが、イケメン・・・他の女も放って置かず結局、そう長く付き合うこともなく別れを伝えられました。
それからは尽くす女はやめました。(笑)