地域:岐阜県
束縛彼氏
元々旅行が趣味な私は、友人らと、また、一人で、2か月に1度のペースで旅行していました。
それも、新幹線、車での旅行ではありません。飛行機を使っての遠出旅行で、国内外問わず飛んでいました。
もちろん、そんな私の周りの友人も独身。
そして彼氏がいませんでした。
ですので、彼氏がいないことへの疑問、不安等はほとんどありませんでした。
むしろ、彼氏がいないから、旅行に行けるものだと思っていました。
それは、一度彼氏が出来てすぐに、フランス旅行に一人で出かけたら、「そんな勝手なことをして。こっちは寂しかったんだぞ」と怒られたからです。
彼氏が出来ても、ずっと一緒にいないといけないルールはないはずです。
とても煩わしく、彼氏がいなくてむしろ良かったのです。
続々と結婚ラッシュ
私の仲が良かった友達たちが、次々と結婚するようになり、いつの間にか、独身、そして彼氏がいないのは、私だけとなりました。
今まで一緒に旅をしていた友達たちも、次第に私とは出かけてくれなくなりました。
それは、彼氏との旅行、彼氏とのデートを優先されていったからです。
大きな取り残された感を味わいましたし、もともと負けず嫌いな私は、自分だけが劣っているように思い、旅行ばかりしていて、独り身であることに、不安視していくようになりました。
よって、彼氏というよりは、結婚できるために、その相手を見つけようと、婚活するようになりました。
彼氏、結婚とは無縁だった私に行動を移すきっかけを作ってくれた友達に感謝です。
毎週の婚活イベント
片っ端から、婚活パーティーや婚活イベントに参加しまくりました。
毎週土日の予定は、旅行ではなく、婚活。
というのも、職場ではまず出会いがなく、自ら出向かないと、出会いの機会もないと思ったからです。
婚活パーティーは、会場でのパーティー形式で、1人ずつ5分ごとに話していくタイプがほとんどでした。
5分だけでは、相手のことはよく理解できませんが、そんな状態でも、1つ1つのパーティーを大事にし、毎回カップル成立するように、自分を精一杯表現し、笑顔を振りまいて、活動していきました。
そうすると、大体のパーティーでカップルになることができ、その中の1人と意気投合し、その後付き合うことになり、長年いなかった彼氏ができました。
想像と違った環境にビックリ
婚活パーティーで出会ったため、相手も私も結構願望が強かったです。
最初の1か月は、お互いに猫をかぶり、とても幸せな空間でした。しかし、出会う前に海外1人旅行を予約していた私は、付き合って少しした後に、一人で旅にでました。
すると、彼から「なんで自分を置いて旅行に行くんだ。そんな寂しいことあるか。勝手なことをして」と怒られました。
そう、すごく束縛をする人だったのです。
その後も付き合いは続き、プロポーズもされました。
しかし、よく切れる彼に疑問を抱くようになり、結婚してからもDVのような、手はでなくても、口の暴力があると思うと、我慢しきれなかったので、プロポーズを断り、お別れしました。
焦って彼氏を作っても、結局、人を見る目が劣っていて、いい付き合いはできないなと反省しました。