兵庫県
そもそも私は彼氏がいらなかった
自分自身がそれほど異性との交際や交流を本気で求めていなかったということに総評されます。
というのも、恋愛というものは、意外とわずらわしい側面があったり、必要以上にお金がかかったり、心理的にも喜怒哀楽の感情が巻き起こることによって、マイペースでいられなくなるのではないかといった、デメリットばかりを考えてしまっていたことによります。
だからこそ、特定の誰かと交際を始めることによって生じるさまざまな問題や新しい悩みの種のことを考えてみると、一人でいる方が気楽であるし、自由であるし、こんなに幸せなことはないと疑うことさえしなかったところが、彼氏を作るという発想に結びつかなかったということが挙げられます。
彼氏がほしいと思った
仲の良かった親友たちが彼氏を作り出したり、結婚したり、また結婚して子どもができたりというライフスタイルの変化を経験していることに、なんとなく置いてけぼりを食らったような気持ちになっていたことがあります。
いつまでも、女友だちとだけ付き合っていて、一生楽しく生きていけると思っていたのは間違いであったと否応なしに実感させられてしまいました。
彼女たちは、ことあるごとに、私という友達との友情ではなく、彼氏であったり、旦那さんであったり、家族という存在を最優先に考えるので、もちろん、それは至極当然の帰結ではあるのですが、私にとっては寂しい気持ちにさせられることが少なくありませんでした。
だからこそ私も彼氏を作ろうと思ったのが、きっかけでした。
引っ込み思案で奥手
自分で言うのもなんですが、品行方正を地で行くようなタイプの、おとなしい性格であったため、自分からアプローチを試みたり、モーションをかけるということは絶対にできないと思っていました。
だからこそ、自分の趣味である、読書やグルメの食べ歩きといった掲示板、いわゆるSNSのようなものを通じて、新しい人間関係を構築することから始めることにしました。
そこで、親しくなった男性が、とても気になり始めていたため、一度リアルにお会いしてみましょうという話になって、そこからその方とお付き合いすることにつながりました。
その男性こそが今の私の理想の彼氏となりました。
あまり、人には言いづらいですが、そういった出会いも捨てたものではありません。
彼氏ができた
彼氏の休日や空いた時間のことが気になって仕方なくなり、できることであるならば、自分がその彼氏の都合に出来る限り合わせたいという気持ちが芽生えることになりました。
連休があれば、旅行に行くこともできますし、次の日が休みであるということが事前にわかっていれば、二人で遅い時間まで一緒にいることもできますし、何ならお泊りをすることもできるという、以前とは比べ物にならないくらいに幸せな時間を送ることができるようになりました。
そのことによって、日々の仕事やプライベートでのストレスや悩み、辛いことが全部吹っ飛んでしまうくらいに、ハッピーな気持ちになれることが増えました。私にとって最も良かったポイントです。