三重県
目立たない存在であることから男性の目に留まらなかったようです。
私は高校時代はとても厳しい校則の学校に通っていて全くオシャレをしたことがありませんでした。
しかし卒業してから一変して都会のオシャレな学生の多い大学に行ったら、完全に目立たない状態でした。
そのため男女共学の大学に通っていて男子の多い環境にいたとしても、全く声をかけられたりすることもない状態でした。
また逆に私が気になった男子学生に告白したとしても、ことごとくフラれてしまう状態でした。
特に1年生の頃は片道3時間ほどかけて通学し、大学に慣れるのだけで精いっぱいだったことからオシャレまでは気を遣えない状態で女性としての魅力がなかったのだと思います。
友達に彼氏ができて焦ったことから自分も欲しいと思いました。
高校時代は自分の友人たちも彼氏がいない状態でしたが、大学に入学すると友達が徐々に彼氏を作りました。
1年生の夏ごろには友人のほとんどに彼氏ができ、今までよく遊んでくれた仲間が時間がないという理由で遊んでくれなくなりました。
たまに皆で会って遊んだとしても話題は彼氏もしくは恋愛の話ばかりになってしまい、それまで彼氏ができたことがなかった私は話についていけない状態でした。
そんな私に関して彼氏がいないことを突っ込んでくる友人はいなかったものの、自分だけが彼氏がいない状態を悲しく思ったこととこのままの状態であれば20歳以降も彼氏ができず結婚さえもできなくなるのではと思い彼氏を作りたいと思いました。
新たな環境に入ることで男性との出会いを求めました。
学校で多くの男子学生に会っても全く彼氏ができない状態だったので、新たな環境に入らないといけないと思いました。
それまでは塾講師のアルバイトだけをやっていたのですが、2年生になって少し余裕ができたことから新たなサービス業のバイトを始めました。
そこはバイトの人も含めて9割が男性スタッフだったことから彼氏ができるチャンスがあると思い、新たな環境に入るということで美容院も新たなところに変え、ファッションも仕事中は制服だったものの私服をファッション雑誌を参考にしてオシャレな格好をするようにして勤務するようにしました。
すると新たなバイト先ではもちろん今まで働いていた塾や学校でも男性に声をかけられる機会が増え、最終的には新たなバイト先の正社員の男性から熱烈なアプローチを受けて付き合うことになりました。
彼氏がいないことの劣等感はなくなりました。
私は自分だけ彼氏がいなかったことから、女性としてあるいは人間としてダメな人間だと思ってとても劣等感を感じていました。
そしてそれに伴ってか性格もとても荒い状態になっていたようで、家族や友人たちからは心配されることもありました。
しかし彼氏ができて以降は人が変わったかのように穏やかな状態になり、周囲からは魅力的な女性になっていたようです。
それまでには1人の男性からも声をかけられることはなかったのに、同じバイト先や学校、見知らぬ人からナンパされたりと1か月の間に10人くらいの男性から声をかけられました。
いわゆるモテ期に入っていたのかもしれませんが、彼氏ができて自分がいい女性になれたのかもしれないと思って最初に声を真剣にかけてくれた彼氏にはとても感謝しています。