もう、馬鹿になんてさせない!好条件の彼氏ができたことから友人の中の地位が一気に上がりました。

ゆうさん 年代:40代
地域:三重県
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プライベートの時間がなかったので出会いがありませんでした。

私は学生時代両親から一人暮らしをすることが認められなかったので、片道3時間くらいかけて大学に通っていました。

学校は往復するだけで6時間かかってしまうことから帰宅してからはバイトと翌日の準備をして後は寝るだけといった状態で、プライベートの時間はほとんどありませんでした。

そのため学校やバイト以外で男性に出会う機会はなかった上、大学は当時文学部に所属していて女子学生の方が圧倒的に多かった上、バイトも塾講師で働いている人自体少ない環境だったことから全く出会うチャンスはありませんでした。

さらに私は高校生まではひたすら勉強をしていて男子学生と話す機会が全くなく、普段から連絡を取り合う男友達も全くいない状態でした。

彼氏がいなかったことを友達に馬鹿にされました。

大学生になって女友達はそれなりにいたのですが、友達には皆彼氏がいました。

学校では普段から一緒に行動していた上、夜も私がバイトがなければ飲み会に参加することがありました。

若い女同士が集まるとどうしても恋愛話になるのですが、その場にいる人の中で彼氏がいないのは私だけの状態でした。

なので恋愛話になっても私だけ全く話についていけない状態でした。

また友達は彼氏に連れて行ってもらった場所の話やプレゼントしてもらったものでお互いをランク付けしているような感じがあったのですが、私だけは彼氏さえもいない状態だったことから最下位扱いされていました。

友達同士で恋愛話になったら私に対して恋愛のことはわからないんだよね、ごめんねと言いつつも平気で話を続けたり、お酒が入ってくると私の性格をダメ出しして、だからあんたは彼氏ができないんだと馬鹿にしたような態度で話しかけきました。

私はそのような友達と付き合っていくのが苦に思っていたことからいつか彼氏を作って皆を見返してやりたいと思っていました。

新たな環境に入ることにしました。

大学1年生から2年生の間は取得しなければいけない単位が多いことから毎朝7時過ぎに家を出て夜7時ごろに帰宅するのが普通だったのですが、
3年生になるとある程度単位を取得して授業は午前のみ、あるいは午後のみというような感じになったので時間に余裕ができました。

なので新たな出会いがあることを見越したうえで、塾講師とは別のバイトをするようになりました。

新たなバイト先は時給も塾講師よりよかった上働いている人が200人程度もいて独身男性も多くいたことから、少しルックスに難のある私でも男性に出会える可能性が高くなると思って選びました。

実際就業してから約1か月程度で複数の男性から食事に誘われたり、あるいは連絡先を聞かれたりするようになって男友達が増えました。
なので彼氏ができるのは時間の問題だと思っていました。

友達から羨望の目で見られて地位がいっぺんに上昇しました。

就業して3か月目に積極的に私にアプローチしてくる男性がいたことからその人と食事に行ったところ、今まで行ったことがないような高級な焼き肉店に連れていかれました。

ルックスについてはどちらかといえば地味でモテる方ではないのですが、実はその男性はバイト先のグループ企業の経営者一族の子どもであり、将来経営者候補として私の職場で働いている状態でした。

私は付き合った後にそれを知ったのですが、もしかすると将来は社長夫人になる可能性もあるということで気分が舞い上がってしまいました。

金銭的にも余裕があるのか、付き合いだしていきなりプラチナの指輪を買ってくれたりしました。

その指輪はいつも身に着けていたのですが、そのようなものに敏感な友人たちは皆私にお金持ちの彼氏ができたに違いないと羨ましがっていました。

私は自分の付き合っている彼氏については具体的に話さなかったものの、指輪をするようになって以降いっぺんに地位が上がって私を馬鹿にする人もいなくなりました。

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