千葉県
勉強漬けの毎日で彼氏を作る余裕がありませんでした。
私は、進学校で塾に通っていました。
勉強勉強という家庭だったので、お付き合いしたこともこれまでなく、寂しい毎日を送っていました。
男性と話をするとしたら、塾の生徒と一緒に少しだけ話す、という感じの毎日でした。
そんな毎日を送っていたので、好きな人も現れずに学生生活を過ごしていました。
彼氏を作るよりも、勉強のほうが好きになっていた、と言っても良いと思います。
勉強することが嫌いではなかったために、あまり気にしませんでした。
周りの友達はどんどん彼氏を作っていく中で、私は勉強に集中していました。
なので色々な資格をとることで、自分自身に自信をつけていたことと思います。
塾の帰りに同じ塾の仲間が付き合っていました。
彼氏がほしいと思った瞬間は、塾の帰りに同じ塾の仲間が付き合っていたことから始まります。
当時私は仲の良い友人と一緒に塾に通っていました。
その友人が、私の知らないところで、同じ塾に通っている1つ学年が上の男性と付き合っていたのです!
それを知ったのは、私が友人と一緒に帰ろうと催促した時に、その友人が彼と帰るから、と言って私と一緒に帰ってくれなかったことから始まります。
その時はとてもショックだったのですが、高校生ということもあってそういう時期なのだよなと思いながら過ごしていました。
ただ、正直仲のとても良い友人だったので、彼氏ができたことで取られたという気分になりました。
私も彼氏を作ってやる!という気持ちになったのはその時です。
塾でいい人がいないかを探しました。
そこで私は、塾に通っている男性で、私が好みの男性を探しました。
思いの外男性はあまりいず、女性のほうが多かったので、無理かなと思いました。
ただ、声をかけても良さそうな感じの男性がいたので、その男性に声をかけました。
その男性とは、先生です!
私は人見知りだったので、人と話すことが得意ではありませんでした。
なので、塾で教えてもらっていた先生に対して、もしよかったら、という感じで聞いてみました。
その先生はまだ若かったので、どうなるかなと思いましたが、OKしてくれたんですよね。
嬉しかったです。
こんな私でも、付き合ってくれる人がいるんだ、と思いました。
そんなこんなで、お付き合いが始まったのです。
毎日がとても充実しました。
それからは、先生が仕事が終わるまで外にいて待ったりもしました。
先生の家が私の家と近いこともあって親しくなったのですが、やっぱり先生と生徒だとちょっとな、と思うことがあったので、あまり近くでデートをせずに、わざわざ遠く離れたところに電車で行ってデートをしたりもしました。
結構沢山デートに行きましたし、色々なところに連れて行ってくれました。
なので毎日がとても充実していました。
それまでは勉強勉強という感じで過ごしてきたのですが、それが恋をして一変してしまいました。
勉強が手につかなくなってしまったのです。
まさに漫画に出てくるような恋だなと自分で思いました。
でも、やっぱり勉強も大事だったので、そこはなんとか頑張っていました。