自分の全てを尽くして大事にしたいと思える人がいるということ

ゆうかさん 年代:30代
岐阜県
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就職に必死で恋愛もおぼつかない

当時、大学三年生だった私は就職を意識する時期を迎えていました。

周りの友人たちが自分の進路を決めていく中で、自分がしたいこと、進みたい方向がよく分からなくなっていました。

自分の将来がはっきりしないときに、誰かと付き合いたいという気持ちは生まれませんでした。

今はそれどころではない、とにかく社会に出て自立することだけを必死に考えていました。

当時、彼氏がいなかった大きな理由は、恋愛に労力を傾けるだけの余裕がなかったことが挙げられます。

他には、大学三年生ということで、周りにいる人はだいたいが既にパートナーがいる状態であったため、恋愛をするような機会がなかったことや、私自身が合コンのような出会いを苦手としていたこともあり、彼氏がいなかったと考えられます。

イベントは一人ではつまらない

一年の中で、恋人が楽しむイベントはたくさんあります。

花火やクリスマス、バレンタインなど季節ごとに恋人同士ならではのイベントがあります。

特に、12月は街中がクリスマス一色で、仲睦まじく歩く恋人たちでいっぱいです。

楽しそうに手をつないで歩いたり、プレゼントを選び合ったり、そういう恋人たちとすれ違ったり、見かけたりすると、正直なところ「いいな、羨ましいな」という気持ちが湧いてきます。

同時に、自分は一人きりだということも思い知らされます。

クリスマスイブ当日は外に出ると幸せそうな恋人たちを目の当たりにするので、家で過ごすことがほとんどでしたが、そのときに恋人が欲しいなと思いました。

出会いは身近なところにあったりする

就職をしてから4年ほどたった頃、仕事内容にも慣れ、仕事と私生活のバランスも取れるようになってきました。

すると、周りにいる人のことを見る余裕も出てきました。

今までは、同じ仕事をする同僚として「親切な人だな」くらいにしか思っていなかったり、他愛もない世間話をしたり、同期の同僚と食事に行ったりすることはあっても好意をもつまでには至りませんでしたが、ある時同僚に言われた一言で状況は変わります。

「あなたって、彼と仲良いよね。雰囲気いいし、付き合う気ないの?」

そんなことを言われてから、だんだんと意識するようになり、相手の誕生日やバレンタインなどイベントのときにそれとなくアピールするようにしました。

そうしているうちに、相手も意識するようになったと思います。

相手一色の毎日

彼氏ができてから、何より変わったことは気持ちです。

何をするのも楽しくて、特に彼と一緒に過ごしているときは、周りに自慢したいような誇らしい気持ちにもなりました。

他にも、彼の好みに合わせたいと思うようになり、服装や髪型など彼がいいと言ったものを選ぶようになりました。

あとは、お菓子やお弁当など手作りで渡すようになりました。

休日のときにご飯を作ったり、ドライブに行く時はお弁当をつくったり、彼が喜んでくれそうなことを考えて実行することが私自身も楽しかったです。

ただ、反対にケンカをしたり、すれ違ったときにも影響が大きく、彼が何で起こっているのか、どうしたら機嫌が直るのか、解決するまで仕事が手につきにくいこともしばしばありました。

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