地域:京都府
必要なかったから
高校の頃は、受験勉強に忙しく、学校と塾と家の往復ばかりで、周りの友達も、女子校だったせいか、あまりお付き合いしている人はいなかったので、気にしていませんでした。
周りが交際していると多分焦っていたのだとは思いますが、それよりは受験勉強に集中したかったし、必要だと思っていませんでした。
クラスメイトで、先生と交際したり、他校の人と交際している人もいたけれど、大抵の場合は、指定校推薦が決まっていたり、上の大学に内部推薦する人だったりしたので、受験仲間の間では、恋愛に逃げずに勉強に集中しないと、第一志望に落ちそうだという不安から、恋愛に気持ちが行かなかったのだと思います。
志望校が同じ彼氏をつくると、もめそうだったのでやめました。
視野を広げたかったから
大学に合格し、授業を受けるようになってきて、少しずつ大学生活に慣れてくると、気持ちに余裕が生まれます。
大学での友人も出来始め、サークル活動やアルバイトなどを始める人も出てきて、高校の頃より時間も気持ちも余裕が出てきて、自分の采配次第で過ごせるようになると、将来を見据えて資格勉強や興味関心の幅を広げていきたいと思い、サークルの先輩に相談しているうちに、尊敬の気持ちとともに、恋愛感情を抱くようになりました。
自分の知らなかった分野の知識が豊富で、友人関係も広く、頼りにされている先輩の姿に憧れるようになりました。それまで、同い年の男性との付き合いしかなかったので、新鮮に感じました。
サークル活動にて
大学に入ると、多くの人がサークルに入ります。
私の大学では、100以上のサークルがあり、その数ある中で、興味関心を広げ、視野を広げていきたい文化的なサークルに入りました。
年の近い人間同士で、共通の目標に向かって活動する中で、互いの人間性を知ることができます。
リーダーシップを発揮するタイプ、まとめ上手なタイプ、事務処理が得意なタイプと色々いますが、長い時間を共にし、相談に乗ってもらうことで、きちんと自分の話を聞いてくれる先輩に惹かれ、自分から告白して付き合ってもらいました。
奥手な男性が多いサークルだったので、女性側から告白してサークル内で付き合うパターンが多く、何組かカップルがいました。
将来を考えるように
大学にて彼氏が出来てから、彼は4歳年上だったので、先に社会人になっていたのですが、その忙しいなかでも休日にデートしたり、就職の相談に乗ってもらったりして、気持ちが安定しました。
就職のために資格勉強をしているのも応援してもらい、将来のことも考えるようになりました。
ケンカしたこともありますが、互いのことを考える機会になり、その後も5年付き合い、結婚して、今では子供にも恵まれました。
社会人になると仕事が忙しくなるので、大学のときに出会いがあり、更にその気持ちをずっと大事にしてきたのが良かったと思います。
社会人になってからは、出会いもなかったと思いますし、早めに将来の旦那さんが見つかったのでよかったです。