地域:山口県
出会いに飢えていた20才の私
私は、商業科の高校を卒業し、その後病院の事務として働き始めました。
18才から働き出すって、急に大人の仲間入りをはたして、毎日緊張とストレスの連続でしたね。
高校時代は、自分が頑張らなくても共学だったこともあり、出会いは普通にありましたが、社会人になると、そう簡単に出会いはなく、病院にいる男の人は、既婚者か独身でも私よりはるか年の離れたおじさんしかいませんでした。
毎日、自宅と仕事の往復ばかりで、出会いなんてあるわけもなく、かといって休みの日は、慣れない仕事と人間関係のストレスから疲れがたまっていたので、なかなか遊びに出かける元気もなく過ごしていました。
彼氏は欲しいけど出会いに飢えていた20才の頃の私でした。
友達のハッピーな彼氏自慢を聞いて、エンジンのかかった私
20才の頃の私は、本当に毎日仕事に終われていました。
高校を卒業してすぐに社会人として働くことって、やっぱり結構大変で、なかなか慣れませんでした。
先輩や上司、同僚にまでも気を使う性格をしていて、ストレスはたまる一方で、彼氏ができたら、楽しいのになーと思うようになっていきました。
その頃、専門学校や短大に行っている私の友達は、続々と彼氏ができて、彼氏とのハッピーな出来事を聞かされていました。
仕事ばかりの私にとっては、本当に羨ましかったですね。
高校時代は、あか抜けていなかった友人や、部活ばかりで男っ気のなかった友人までもが、みんな彼氏ができて幸せそうだったのを見て、正直焦りが出て、私の心に火をつけました。
人生で始めての合コンに行ってみたら
とにかく、彼氏を作りたい!と思っても、職場に出会いは皆無でしたから、友達に相談してみることにしました。
すると、友達が自分の男友達に頼んで、合コンをセッティングしてくれることになったのです。
合コンって聞いたことはあったけど、初めてだし、戸惑ったけど、そんなこと言ってたらいつまでたっても出会いなんてありません。
だから、勇気を振り絞って参加をしてみることにしました。
女子3人と男子3人の計6人で会って、食事をした後、カラオケに行きました。
久々に同 年代の男子と遊ぶのはとても楽しかったですね。話も盛り上がるし、すぐに打ち解けることができました。
そして、有り難いことに、その中の2人の人に連絡先を聞かれました。
1番話が合ってタイプだった人が、そのうちの1人だったので、その後連絡を取り合うようになって、数回デートを重ねて、見事にお付き合いするようになったのです。
一気に薔薇色に変化した私の生活
仕事に追われ、疲れはてていた私の生活は、彼氏ができることで、薔薇色に変わりました。
不思議と、ストレスだらけだった仕事も楽しく感じ、毎日の生活に張りが出ました。
お互い社会人だったので、話もわかり合えるし、生活のリズムも合うので、お付き合いすることに何の障害もなく、楽しさと癒しだけを感じていましたね。
平日は、基本的には会えないので、電話でたっぷり話をし、今日あったことや愚痴を言い合ったりしてました。
そして、お休みの日は、ドライブに行ったり、部屋で映画を見たりと、本当に楽しく過ごしていました。
恋をすることってこんなにも人生が楽しくなるんだな、と心から感じていましたね。
そして、お付き合いし出して1年後に結婚をして、20年経った今でも仲良く暮らしています。