大阪府
彼氏は二の次
私はとにかくマイペースな人間です。人にどう言われようと、気にしたりしなかったり、焦ったりのんびりしていたりと、とにかくその時の気分で人生をやってきました。
そんな私にとって、彼氏は欲しいといえば欲しいし、でも面倒な部分もあるしの何とも言えないものでした。
特に、私は小さい頃からなりたい職業や夢というものがありませんでした。
それに、特別にがむしゃらに何か努力するという事もなかったように思います。
そのため、なかなかこれという仕事に出会えず、安定しませんでした。
“仕事が安定すれば彼氏も…”との思いが、まともな恋愛を出来なかった理由なんじゃないかと思います。
また、何とかなるという思いがあるので、そのうち出来るだろうと彼氏を作る具体的な行動にあまり積極的でなかったことも原因だと思います。
理由は結婚適齢期になってきたから
何故、彼氏が欲しいと思うようになったのか。それはずばり“結婚”です。
のんびり構えていた私も、20代になると結婚を意識するようになりました。
周りからも言われたり、親も心配してくれたりすることが増え、お見合いや結婚相談所のサイトを見ること等はしました。
結婚について、私の場合は、何が何でも結婚するんだ!という強い気持ちというよりも、結婚するものだという人生の流れとして次に起こるイベントとして当たり前の出来事のようにとらえていました。
「結婚する前にお互いの事を良く知るための期間が必要だから…」と逆算するように大雑把に考えると、そろそろ結婚に繋がる彼氏が欲しいなと思うようになったのです。
出会いは意外な場所に…
結婚に向けて彼氏が欲しいと思うようになったとはいえ、のんびりとその時任せな私の性格では、さほど大きな動きには出ませんでした。どうしようどうしようと悩んでばかり。
特に私は、自分の事を変わり者だと思っていたので、普通の恋愛がしたくても出来ないだろうと決めつけていました、そのため、ネットの出会い系サイトに登録したり、色々な掲示板で彼氏の探し方などを検索していました。
そんな私にとって、彼氏と出会ったのは意外にも職場でした。
面接に行った際の面接官だった彼。お互いの第一印象としては特別意識に残らない人という感じでした。
しかし、仕事が始まると連絡を取る事も増え、ある交通不便な場所へ送迎してもらう事をキッカケに付き合うことになったのです。
私は彼氏を探したという感じでもなく、とても自然な形でいつの間にか付き合うことになっていました。
人生に安心感と気力が湧いてきた
結婚を意識して彼氏を見つけないとと思うようになるまでの私の人生は、体調を崩したり色々と上手くいかない事が多く、しんどかったです。
それが、彼氏ができると人生に前向きになれる場面が圧倒的に増えた気がします。
彼氏を喜ばせたいとあれこれ模索すること一つ一つが楽しみにつながるし、彼氏という関係でいてもらっている以上最低限の自分ではありたいという思いから、ぐうたらな生活に少しずつ努力するようになる等、私の思う充実した人生にかなり近づいたと思います。
彼氏とのデートも楽しみながら、趣味に仕事に自分の出来る事を増やしていこうと努力する事が多くなりました。
環境の変化としては、父が亡くなったり何度も引っ越しをして仕事も転々としたりと、彼と付き合いだしてからとても動きのある人生になったとも思います。