神奈川県
恋愛から遠のいて8年。
女性ばかりの職場で働いていて、休日は引きこもることが多かった私。
人見知りもあって、出会いの場に出向くこともなく、気づけば8年経っていました。
特に趣味もなく、SNSも登録はしていても、たまにのぞく程度です。発信するような自分の情報なんて何もありません。
無気力でだらけるだけで休日はあっという間に過ぎていきました。
友達も自分から誘って出かけるなんてことは稀です。そもそも出かけるような友達が数人しかいません。
人付き合いが苦手なのも、私を恋愛から遠ざけた一因です。
本気で恋したい気持ちもわかず、面倒だし、一人の方が気楽だし、別に彼氏がいなくたって何も困ったことはないと思っていました。
トキメキがほしくて
職場で仲良くなった友達が恋をしていました。同じ職場で私と同じ部署の人に片思いをしていたんです。
そのことを打ち明けられて、だんだん相談に乗るようになっていきました。
3人で飲みに行くことも徐々に増えていきました。そんな友達の姿をみていて、羨ましいと感じるようになっていったのです。
グダグダと同じことを悩んでいたり、今日は素直に対応できたと報告されたり、恋に一生懸命な姿に影響されたのです。
私もトキメキたい、恋したいと思うようになっていきました。
恋してる友達が可愛く見えて、昔の恋していた時を思い出したりしていました。
トキメキがあるだけで毎日が変わるかもなんて考えたりしていました。
妄想が現実に
恋をしたいと言っても、8年も遠のいていたので始め方がわかりません。
年齢も年齢だし、ちょっと恐いけど婚活に行ってみようと情報を探し始めました。
しかし、情報が溢れていて何が良いのか分かりません。
私と友達の片思いの相手が仕事で接する機会が多くなり、飲みに行った時の行動など面白いなと思うようになりました。
この人と私が付き合うことになったらと妄想を始めてしまいした。
物理的な距離が縮まったこともあり、仕事でサポートしているうちに本当に彼のことが気になってきてしまいました。
友達の好きな人を自分が好きになるなんてありえないと認められずにいたのです。
妄想しといてなんだけど…。
彼も私の事を気にしていたようで、友達がキューピットになってくれました。
トキメキから安心へ
8年ぶりに恋したこともあり、付き合い始めは彼中心の生活になりました。
仕事で疲れていても、彼に誘われると飲みに行っていました。
疲れていたら気にしないでと言ってくれていたのですが、会いたい気持ちの方が勝って少し無理してしまったのです。
少し体調を崩して、1人の時間もちゃんと欲しいということを彼に伝え、今度はすれ違いの生活になってしまいました。
自分の気持ちを抑えてしまう私の事を理解してくれていて、徐々に2人でちょうどいい距離を保てるようになっていきました。
一緒にいることで穏やかになれて、安心できます。
自分でも理解できない気持ちを代弁してくれたり、なかなか意見を言えない時も言えるまで待ってくれます。
本当にいい人を捕まえたと思います。