仕事と育児の両立「時間が無い」シングルマザーの恋愛事情

アラサー
いちままさん 年代:30代
地域:熊本県
目次

「時間が無い」毎日追われる仕事と家事と育児

シングルマザーとして、ダブルワークで昼はフルタイム、夜はナイトワークで働いていました。

休日は家事で一日潰れ、あとは子どもと出掛けたり…で一日が終わる。

そんな生活が5年続きました。

当時の私はとにかく「時間が無い」と自分時間を捻出することさえ困難な日々でした。

仕事の関係で、言いよってくれる男性はいましたが、最優先が子供だった為、相手のことを考える隙もなく、恋愛からは遠ざかるばかり。

「子供のことを思うなら、自分も大事にしなさい」とよく助言されていましたが、ちょっとの自分時間を確保することさえ出来なかった為、「自分の幸せとは何か?」と考えることもできません。

中途半端に一生懸命な時間がただただ過ぎていくばかり。

自分の人生これでいいのか?

周りの友人もほとんど結婚し、仕事と家庭の両立でなかなか会うことも出来ない日々。

久しぶりに同じシングルマザーの友人と連絡をとると「彼氏ができた」というのです。

仕事と育児を両立しながら、彼氏とどんなふうにお付き合いしているのか気になりました。

「いつ会っているの?」

「子どもと会わせているの?」

彼女は子供と二人暮し。

会うのは基本自宅で、休みの日はみんなで出かけてるとの事。たまに親に預けて二人の時間も持つようにしてると聞きました。

「そういう風にお付き合いすればいいのか」と思う反面、やはり世の中の不穏なニュースなどを考えると行動にできない自分がいました。

でも、日々成長する我が子を見ながら「子育てが終わった自分の人生には何が残るのか?」と考えました。

必死で20年走り終えた時、自分の人生の生きがいに何が残るのか…。

母親だからといって、生きている間ずっと子育てに生きる訳ではありません。

むしろ、子どもが大きくなった時、「お母さんは私のせいで自分の人生を生きられなかった」と思いはしないだろうか?

不意にそんなことを思いました。

だからといって、自分の人生が「恋愛」だけで変わるとは思っていませんでしたが、自分の人生を生きるきっかけが恋愛でもいいんではないか?と考えるようになりました。

出会いは夜の職場で

彼と出会ったのは夜の職場です。

お客さんとして来ていました。

ナイトワークを始めた頃に出会っていたのですが、特段お互いを意識するような関係でもなく、店員とお客さんの関係が4年くらい続きました。

以前勤務していた別部署の方ということもあり、彼の仕事の内容も理解出来るし、音楽が好きという点で話が合うので、仲良くはしていました。

「子供優先」スタイルで働いていたため、同伴やアフターはしていませんでした。

長く「知り合い」の状態が続き、ある日仕事の終わりに食事(軽食)に誘われました。

もちろん、グループで。

お店の延長なので、お互い特段意識もせず。

そのような食事が2-3回続き、二人でも食事に行くようになり、だんだんとお互い意識するようになりました。

子供優先を変えずに過ごすことが出来た

彼とのデートは基本、夜の仕事後に1-2時間ほど過ごすことが常になっていました。

もちろん、週末のみ。

会えない週もあったので、月1-2回程度です。

昼間会うことはほとんどしませんでした。

子どもと会わせるまでの9ヶ月間、週末も昼間にデートしたことは1度もありませんでした。

彼と私が合っていた点は、お互い連絡頻度も低ければ、相手に依存しない恋愛をするタイプの人間だったことです。

もちろん、彼から毎日毎日連絡が来ることもないし、突然呼び出されることもありません。

余計な詮索をされたくない訳じゃありませんが、自分のこれまでの人生を話すのは信頼してから…と思っていたので、何かを問いただすこともしない彼は私にとってこれ以上にない相手でした。

付き合いが半年ほど経った頃に親に「彼氏ができた」ことを伝えました。

彼ができてからの生活は、ほとんど変わりなかったのですが、自分の気持ち的にはすごく余裕が出来ました。

楽しい気持ちや嬉しい気持ちを共有できる相手がいると言うだけで、毎日はとても充実したものになって行きました。

自分の心に余裕が出来たことで、子供に対する気持ちにも余裕が出来たように感じます。

 

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