地域:福島県
離婚から臆病者に
当時私は、子供が二人いて、DVの旦那と離婚したばかりでした。
もちろん彼氏はいませんでしたし、一人で子供たちを養わなきゃいけないという気持ちでいっぱいいっぱいになっていました。
子供のために恋愛はしちゃいけないと勝手に決めつけていました。
職場の人に食事に誘われたり、連絡がきたりということはありましたが、私が避けていたと思います。
もちろん誰かに頼りたいという気持ちはありましたし、一人じゃ心細い気持ちもありました。
でも子供に迷惑をかけまいと彼氏は作らないようにしていました。
その前に、単純に子持ちだから男の人が引いてしまっていたという理由もあるのかもしれません。
子持ちはハードルが高いと思いますので、敬遠されていたのかも。
一人が寂しい
子供との生活はとても楽しかったです。
今までは元旦那から縛られる生活だったので、いろいろなストレスがありました。
離婚してやっと子供とのびのびと生活できるようになったので、やっとほっとしていました。
しかし、休日子供と遊び場に行けばみんな家族連れだったり、お父さんが子供とキャッチボールをしてあげていたり、その度に虚しいような悲しいような複雑な気持ちになりました。
一人で仕事をして子供を養い頑張り続けていると、ふと誰かに頼りたくなったりもします。
そのような思いが溜まって、だれか支えてくれる人が欲しいと思うようになりました。
子供と私を理解してくれて、一緒に頑張ってくれる人がいればどれだけ心強いだろうと。
身近な人との出会い
彼氏を見つけようにも、子供がいるので夜出かけるわけにもいかないし、友達などはみんな結婚しているし、彼氏なんて見つかるわけありませんでした。
そんなとき、職場で前から会っていた取引先の会社の人がいました。
よく職場にくる上に、同じゲームをやっているということで連絡先もきかれ、私に気があるのかな?となんとなくは思っていました。
あるとき仕事のことで夜電話する機会があったのですが、いつしかプライベートの話をするようになり、子供の話や離婚の話、いろいろ聞いてもらいました。
頑張ってるねって言ってくれ、自分にも手伝わせてほしいと言われました。
その後一カ月くらい考えたのですが、私と子供を大事にしてくれると思い付き合うことになりました。
平凡な生活
彼氏ができてからは、気持ちがとても楽になりました。
毎週公園に遊びに行ったり、一緒にご飯を食べたり、子供と四人で寝たり、お風呂に入ったり。
平凡なことなのですが、一つ一つがすごく幸せに感じました。
子供のことも我が子のように可愛がってくれ、習い事までさせてくれたり、私のことを助けようって気持ちがわかるのが嬉しいです。
私も仕事のことや子供のことなど、いろいろなことを相談したり、愚痴を言ったり、毎日助けられています。
まだ付き合って日が浅いのですが、お互いに信頼できるので、結婚しようと思っています。
平凡な日常だけれど、彼氏ができて私の生活が安定しましたし、前向きな気持ちになることができたので本当に幸せです。