地域:兵庫県
この人以上の人はいない
当時、片思いだった人がいました。
彼とは職場が同じで趣味も合い、一緒にスポーツを楽しんだり、買い物やご飯、ドライブに行ったりと、とても楽しい時間を過ごしていました。
しかし、その後しばらくして他の人からその人には、私より2つ程年下の彼女がいたということを聞かされました。
もう後戻りができないほど、自分の気持ちは強くなっていたのです。
彼も私の気持ちを知っているし、私への気持ちがないこともないが、穏便に過ごしたいという気持ちからか、あまり、変化のない生活が続きました。
二番目の女のような存在が辛くなり、遊ぶこともなくなりました。
コンパや友人からの紹介もありましたが、彼を越える人なんていないという根拠のない強い思いがあり、彼氏を作ることができませんでした。
本当の幸せが欲しい
当時好きだった彼にまだ気持ちがあったので、どんなにいい人に出会って、向こうから好意を持たれて食事などに行っても、付き合えないし、彼氏なんてできないと思っていました。
しかし、私自身のこのしんどい気持ちを変えるのは彼氏を作ることだとも感じていました。
恋愛体質でありながら、どこか臆病になっていたり、自己肯定感がとても低くなってしましっていたのだと思います。
やがてその彼もずっと付き合っていた彼女と結婚。職場の報告の前に事前に聞かされてました。
その時にやっと決心がつきました。
私も彼氏を作って、彼といた時よりも、もっと幸せになりたい。
結婚して子どもを産んで、幸せな家庭を気づきたいと、そう思うようになりました。
あの時の予言
大学の時に働いていたバイト先の人で、第六感が働く人がいました。
それを頼りにしているわけではありませんが、何かあるといろんな相談をしてていつも的確にわかりやすいアドバイスをもらっていました。
恋をし始めたときもすぐにオーラの色が変わるからわかるそうです。当時も片思いの彼についてよく相談していましたが、ついにこの日がやってきました。
他府県での仕事が決まって、移動する1か月ほど前、「あー、あんた次の職場で運命の人に会えるわ。」と言われました。
その人が言うには、背が高くて眼鏡をかけている、年下の彼氏ができるよ。○○を専門にして働いてるとのこと。
その時はさらっと聞いていましたが、なんと当日、職場の席の隣に座っていたのが今の彼です。
年下で眼鏡(パソコンを使用している時のみ)、○○を専門としていました。
しかし、その人には彼女がいたのです。
残念…と思っていたのですが、一緒に仕事することも多く、帰りも一緒になったりして同じ時間を過ごすことが本当に多かったです。
そんな中で同じ趣味で話が合い、彼女ともうまくいっておらず、その相談をしているうちに彼女と別れ、告白されました。
こんなにも優しい時間を過ごせている
生まれ育った地元を離れ、不安な日々でしたが、彼氏が職場にいる安心感や週末も一緒に過ごしたりと、自分の心の安定にも繋がりました。
当時自分は正規の職員で、彼氏は非正規の職員でした。
試験に合格しなければ正規採用されないので、週末の午前中は一緒にカフェで勉強をして、午後からどこか出かけるという日々を繰り返しました。
そして、2年目、ついに彼は正規の職員として採用され、今は、一緒に暮らしながら結婚の準備を進めているところです。
自分が仕事でしんどい時には彼氏が支えてくれて、ご飯を作ってくれたり、そばにいて将来の話をしてくれて私を安心させてくれました。
こんなにも優しい時間を過ごせている今、私はとても幸せです。