地域:神奈川
縁は都心には無かった
当時の仕事が忙しく、出会いの場や機会が本当に無かったです。仕事帰りの飲みなども女友達や同性の同僚がメインでした。
個人的に社内恋愛は全く興味なかったので、周囲にもそのオーラを振りまいていたのか、社内でも出会いなどありませんでした(既に男性社員も既婚者割合が高かったのもあったので)
仕事は人材サービス業界だったので、仕事内容もとても泥臭いです。
また体育会系なのでお淑やかなタイプやそう着飾っているタイプは生き残れないので、みな地を曝け出さないとやっていけない環境だったのも、いま思えば男性が女性に対してときめきを湧かせるファーストインプレッションの段階で既に外れていた要因だったのかな?と思っています。
いつの間に…
私が29歳の秋、偶然にも高校と大学の同窓会が2週間おきに開催されたときに、既に家庭に入ったまたは婚約中の同級生のあまりの多さに焦りを感じました。
私は当時、2年前の27まではお付き合いしている人が居ましたがお互いの価値観の違いや将来を描いていく予想図が見えない理由で別れました。
なのでその別れから自分1人の時間や、やり甲斐を大事にしすぎてしまい、併せて仕事に没頭しすぎていた間に同級生たちは密かに愛を育んでいた…という現実と、時間は限られていることを身に沁みて感じた瞬間でした。
また職場でもぼちぼちと年下後輩が結婚していくのを見てWの焦りも感じた一年だったのは今でも忘れられません。
出会いは背中越しにありました
探すという意識ではなく偶然からの出会いなのでしょうか?私はあるプロ野球チームのファンで定期的に同性のファン仲間と野球女子会と銘打って土日に野球観戦をしていました。皆職場も違う同じチームのファンという共通の趣味仲間です。
ある日の観戦後に立ち寄った居酒屋でいつものようにその日の試合の反省会やそれぞれの野球持論を語り合っていた時に背中向い隣席の男性3人からいきなり話しかけられました。
彼らはその日応援していた球団が対戦した相手チームのファンで私たちと同じく観戦後に一杯飲んで試合の反省会を…と同じ目的で。
その中に今の旦那がいました。
初めて会った当初は、女性なのに何故野球のそんな歴史や珍情報など知ってるのか?
こいつらガチの野球キチガイだ!と隣から聞こえてくる私たちの会話を面白おかしく聞いていた様です。
野球キチガイのお付き合い、そして結婚
野球好きの共通項があり、私も彼の贔屓チームの観戦も時々するようになりました。
彼も平日は夜遅くまで仕事漬けの生活で、プロ野球観戦はストレス発散の場という考えも私と同じでした。
お互い忙しい中でも時間を作って…と試行錯誤しながらのお付き合いで、時間の組み立て方が仕事でもうまく機能してきました。また、お互い仕事の話をすることが多いですが必ず意見を言ってあげることを心掛けています。
そうすることで別の角度や別の分野にいる人の考えも分かり、幅広い意見を吸収できるからです。
結婚まで結びついたのも今考えるとお互い出会った時からお互い素を曝け出した状態で出会ってそのまま真っ正面からぶつかってお付き合いができた事だと思います。