地域:東京
なかなか素敵な男性に出会えなかった
私は大学に入ってから時間ができ、学校、友人との付き合い、バイト、そして趣味と毎日忙しく動き回っていました。
そしてそのうち素敵な人と出会えるかなという淡い期待を持っていましたが、出会いはするもののなかなか好きになる人は現れませんでした。
よく考えると大学は女子大で、バイト先ではあまり若い男性がいないという状況だったので、あまり出会う機会自体がなかったのかもしれません。
でも頻繁に合コンにも行っていたし、他の大学のイベントにも顔を出していたので、全く出会いがなかったというわけではなかったのです。
ただただ彼氏は欲しかったけど、なかなか気の合う人に巡り会えなかっただけだと思います。
疎外感を感じ彼氏が欲しいなと思った
大学2年になったころには、仲良しの女友達にも続々と彼氏ができ始めていました。
今までは仲良し4人組で旅行にいったり、遊びにいったり、みんなでお泊まり会などをして、いつも一緒に過ごしていましたが、彼氏ができるとそういう集まりが頻繁にできなくなりました。
友達は自然と彼氏と一緒に過ごす時間を優先するようになり、気づくと私だけ彼氏がいなく一人だけ置いてきぼりにあった気分でした。
たまに女友達で集まると、ほとんどの話題は彼氏や恋愛の話ばかりで、唯一フリーだった私はひたすら話を聞くだけでした。
それはそれで楽しかったのですが、やはり少し疎外感を感じることもありました。
同時に羨ましい気持ちもありました。改めて彼氏がほしいなと思いました。
アメリカ留学先での出会い
そんな毎日を過ごしていた時、親の勧めもあり夏休みに1か月間アメリカに留学することになりました。
ちょうど英語にも興味があり英会話を勉強していたので、思いきって日本を離れることにしました。
アメリカでは大学寮に入り、そこから大学に通っていました。
そこで同じく短期留学できていた男性に出会いました。
彼は日本人でとても英語が上手でした。
年は私より1歳上で、とてもユーモアがあり行動力がありました。
私達は他の友人も含めてみんなでアメリカを旅行しました。
列車に乗ってかなり遠くまでいきました。
その旅行の途中で、海を見ながらさりげなく告白されました。
日本に帰ると遠距離になってしまうのですが、その時はただただ彼が好きになっていたので、付き合うことにしました。
遠距離恋愛スタート
ほどなくお互いに帰国して、遠距離恋愛がスタートしました。
新幹線で1時間ほどの距離だったのですが、まだお互い学生だったので、なかなか頻繁には会えなかったです。
でも毎日メールや電話で、連絡を取り合ってました。
会えるのは1か月に1度だけでしたが、それでも私はとても幸せでした。
お互いにバイトをしてお金を貯め、会いに行っていました。
会えた時の喜びは半端なく、ずっとこのまま一生一緒にいれるんじゃないかと思ったほどです。
お互いの趣味、価値観もとても似ていたので、様々な場所に遊びにいったりしていました。
そして2人で再び思い出のアメリカにも遊びにいきました。