奥手女子が社会人デビューして友人の恋バナと結婚に刺激されて恋愛に目覚めたお話

かおりえりんずさん 年代:20代
地域:大分県
目次

田舎暮らしと奥手な学生時代

過疎高齢の地方に生まれ育ち、小中学校ずっと一緒だった、同級生の男の子を恋愛対象として見ることができませんでした。

また、田舎男子特有のヤンキーに憧れる性質が好きではありませんでした。

修学旅行で宿泊先の備品を壊して得意げになる男子に嫌悪感を持っていました。

高校卒業後、大学は地元から離れた場所に進学しましたが、ほぼ女子大状態で出会いはありませんでした。

それに、当時の私はアルバイトや資格取得の勉強に必死で、恋愛する余裕も発想もありませんでした。

サークル活動を行っていて、他校の男子とも面識があったのに、私が奥手だったため友達以上の関係を築けませんでした。

私の性格面のせいで、恋愛とは無縁で生きてきました。

友人たちの結婚と恋バナに触発

社会人になって、地元の小中高校の同級生が結婚し出したのがきっかけでした。

同級生の結婚報告や結婚式に参列し、「私も恋愛したい」と触発されました。友人ののろけ話を聞かされ、正直彼氏がいることが羨ましいと感じるようになったのも理由です。

私も社会人として働きだし、最初のころは仕事を覚えるのに必死でした。

ですが、数カ月過ぎると徐々に精神的なゆとりを持てるようになり、友人たちの結婚もあり、自分の今の状況を見つめ直すきっかけになったのです。

このまま、独身のままなのか、けれど焦って相手を探すのも抵抗がありました。

そんな中、同性の友人とご飯を食べに行ったとき、友人から「とりあえず相手を探したら?」と言う一言で、交際するとか意気込まず、いい人が見つかればいいなと言う気持ちになり、素直に彼氏が欲しいと思えるようになりました。

上司主催の飲み会での出会い

学生時代は恋愛とは無縁でした。

そんな状態だった私に出会いがあったのは、就職してからでした。

会社の先輩に仕事終わりに(ほぼ強制的に)連れて行かれた飲み会で、他社の方と交流がありました。

他社の私と同世代の男性と意気投合し、ケータイの連絡先を交換。メールや電話でのやり取りをして、連絡先を交換した2週間後に一緒に食事に行きました。

互いに仕事が忙しく、一ヶ月ほどはケータイでのやり取りや、お食事や外出デートなど当たり障りのない程度のお付き合いをしていました。

飲み会で出会って一ヶ月過ぎたあたりで、ひとり暮らしをしている彼のアパートに遊びに行った流れで付き合うことになりました。

恋愛して一気に広がった視野

彼と付き合い出して、正直、今まで何で恋愛してこなかったんだろうと不思議に思いました。

交際する前までは、休みの日は、同性の友人と遊びに行くか家で映画鑑賞かの二択でした。

恋愛し出してからは、休みの日に“彼氏と会う”と言う行動が上乗せされました。

彼が穏やかな性格だったこともあり、精神的にも恋愛する前より安定していた気がします。

そして、デートの際に自分のファッションも気になってしまい、以前にもましてスキンケアや服装、髪型に気を使うようにもなりました(彼は無頓着でしたが)。

また、友人からは「綺麗になったね」、「前よりオシャレになったね」と褒められるようになりました。

彼と出会えて本当によかったです。

 

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