地域:岩手県
堅物女との連絡
学生時代、友達から何回か友人を紹介してもらいました。
当時の私は、彼氏は作ろうと思えば作れるもの。
簡単に付き合ってはいけない。
という考えがあり、簡単に好きという言葉を使う人は絶対に信用しないと決めていました。
連絡をとってくる人は気軽に会おうとしない私に嫌気がさし、だんだんと連絡が切れてしまう。
ということが多々ありました。
しかし、そこで自分自身を振り返るのではなく、去るものは追わない主義の私は相手が自分に合わなかったのだから仕方ない。
もう興味ない。
とすぐ割り切ってしまっていたため、なかなか彼氏をつくることはできませんでした。
半年くらいその感じが続いたため、自分に合う人はなかなかいないのだと、また相手のせいにしていました。
少女漫画の影響をモロに受けるロマンチスト
私には恋人ができたらやってみたい憧れのシチュエーションがたくさんありました。
少女漫画に出てくるような恋愛をしたいと思ったこともあります。
手をつないでイルミネーションを一緒に歩く。
お弁当を作ってピクニックに行く。
みんなで集まっているときに2人で抜け出して一緒に過ごす。など。
結局はこういったことを実際にやりたい。
一緒に共感してくれる人がほしい。
と思うようになったのが1番の理由です。
実際はロマンチックなことなんてそんな簡単には起こりませんが、半年彼氏がいない状態が続いたため、普通でいいのでときめきたいと思うようになりました。
あとは友達のノロケを聞くだけでは自分はときめかないと思ったからです。
出会いに協力は必要不可欠である
友達や先輩に、誰か紹介してくれる人はいないかと聞きました。
合コンにも行きました。
出会い系のサイトやアプリで知り合うのは絶対に嫌だったので、まずは周りにいないかどうか確認しようと思いました。
そして付き合ったのが今の彼氏になります。
きっかけはやはり友達の紹介でした。
友達といっても友達の彼氏の友達を紹介してもらったという形になります。
男の人の情報の方が正確ですし、なにより相手も誰か紹介してもらえないか探していたようだったので、タイミングも良かったのだと思います。
恥ずかしがらずに頼んでみるものだと思いました。
自分ひとりで見つけようと思っても自分磨きで終わってしまいそうですし、それでナンパされてもそこからいい恋愛ができるようなタイプではなかったので、友達に声をかけて正解でした。
軽い気持ちが大恋愛へ
最初は本当に軽い気持ちで付き合いました。
たまたまタイミングがあっただけで、この人も前と同じように私の堅物さに嫌気がさすんだろうと失礼ながら思っていました。
ところがいざ付き合ってみると私の行きたいところに連れて行ってくれたり、記念日を大事にしてくれたり、私が初めての彼女だからというのもあるのかもしれませんが、これといって大きな喧嘩もなく、自分でも信じられないくらいとても長く付き合っています。
憧れだったイルミネーションも無事に一緒に見ることができました。
しかしそれで終わりではなく、一緒にいればいるほど新しいやりたいことがたくさん出てきて、恋愛って難しいけど楽しいものだと実感しています。