引きこもりニートが外の世界に出て初めての恋愛をした話。

みぃさん 年代:20代
大阪府
目次

ヒキニートで恋愛とは無縁の生活を送っていたから

昔から勉強が得意ではなく、これといって得意なことも何もない平々凡々な人生を送っていました。

何となく親に薦められたまま短大へと入り、卒業して就職したものの上手く仕事をこなすことができず、半年足らずで退職しました。

そこからは、実家に引きこもりニート生活を送っていました。

朝起きて、顔を洗ったら着替えることもなく部屋でゲームをしてお腹が空いたらご飯を食べるような本当にだらしがない生活をしていたので、恋愛する気も出会いも全くないような状態の生活を送っていました。

永久就職という名の結婚にも興味がなく、彼氏を持つ気も全く恋愛も働きもしないだらだらとした生活をしていました。

外の世界に放り出されて少しずつ恋愛に興味が湧いてきた

いつまでも引きこもりのニートではいけないと、見かねた母が働き口を探しだして来ました。

とある企業の事務補佐という仕事で、仕事内容は書類の整理や請求書を作ったりと事務員さんの仕事の手伝いをするという仕事内容でした。

最初は私には無理な仕事だと思って断るつもりでしたが、1週間、10日と毎日諦めずに仕事をするうちにいつしか仕事をするのが楽しいと、知らず知らずのうちに感じるようになっていました。

だんだんと働くうちに、今までは消極的な気持ちでしたが楽しいこと、恋愛をしてみたいという気持ちが少しずつ芽生えてきて、彼氏が欲しいなと何となく思うようになりました。

職場で遅い初恋をしました。

2年間事務補佐として働いた経験を生かして、本格的に事務の仕事をしないかと誘われました。

不安でしたが、頑張ろうと思い返事をし配属されたのは、営業部でした。

今までは総務部の事務補佐をしていたので仕事内容が少し違い、配属されてからしばらくは仕事ができず落ち込んで辞めたいと悩む日々を送っていました。

そんなときに、私を励ましてくれた1人の男性がいました。

私と同い年の営業部の営業マンだった彼は、職種の違う私の愚痴も嫌がらずに聞いてくれました。

愚痴を聞いて貰ううちに私は彼のことを好きになっていました。

人生初めての恋で、当たって砕けろで酔った勢いで告白してしまいましたが、彼は喜んでオッケーしてくれました。

毎日が薔薇色に見えて幸せな気持ちになりました。

今まで私の人生は灰色だったと思っていました。

ですが、彼と付き合うようになって毎日楽しくて薔薇色に代わりました。

今でも営業部の事務をしているので、彼が内勤の時は仕事が終わった後ディナーに行ったり、休みの日はデートに出掛けたりと引きこもりニートだったとは思えないほど行動的になっていました。

引きこもりだったことをとても心配していた母は、私が仕事を辞めずに毎日働いていることや、彼氏が出来てリア充していることが本当に嬉しかったようで、以前よりもとても優しくなった気がします。

性格的にも明るくなって人生を今までよりも少し生きやすくなったように感じます。

彼氏が出来てよかったです。

 

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