地域:千葉県
ダメ男との出会いと別れ
当時大学生だった私は、2年先輩のダメ男と付き合っていました。
講義はサボりまくり、バイトもせず、サークル棟と自宅の往復しかしていなかったダメ男は徐々に私に依存するようになりました。
会いたい、と連絡してくるものの、私に会いに来る交通費もなく、車で2時間ほどの距離を、週に1回は高速バスを使って会いに行っていました。
しかし、会いに行ってもダメ男は食べて寝ての繰り返しで私は放置。
2年ほど付き合ったものの、私は疲れ果てていました。
ダメ男が大学4年生になる頃には、周囲はすでに内定を貰っており、当人は完全に出遅れていました。
一度だけ行った合同説明会で見つけた一社だけに応募し、見事に落ちた彼はすっかり就活する気も失せ、その頃には私の家に入り浸るようになりました。
年下の学生の私のバイト代を食い潰す姿にとうとう嫌気がさし、ダメ男の大学留年が決まったタイミングで別れを切り出しました。
しばらく男性はこりごりだと思い、バイトと就活に明け暮れました。
それが、当時彼氏がいなかった理由です。
やっぱり一人は寂しい!
家族仲がよく、元々一人でいるのが苦手でした。
就活で友人とも行動を別にすることが増え、バイト先は個人商店だったので基本的にバイト中も一人。
末っ子で常に誰かに甘やかされていたかった私は、すぐに寂しさに耐えられなくなりました。
しかし、自分からアタックするような積極性は持ち合わせておらず、出会いに恵まれないまま数ヶ月が経過。
ちょうどその時専門系だった大学を辞め、就職し、姉に誘われて始めたソーシャルゲームにバリバリ課金しながら、課金するお金を稼ぐために毎日夜遅くまで残業していました。
たまにナンパはされたけど道端で声をかけてくるような人も信じられず、家と職場の往復をしていました。
それがある日、猛烈に寂しくなり、彼氏が欲しい熱が再燃したのです。
運命の出会い?
上述した通り、当時私は姉から勧められたソーシャルゲームをやっていました。
女性アイドルを育成するゲームでしたが、ユーザー同士のコミュニティのようなものがあり、当時仕事とゲームしかしていなかった私はランキングの上位に名前が上がるようになりました。
ゲームを始めて1年ほど経った頃、たまたまゲームで共闘した人にコメントを残しました。
相手も返信をくれてやり取りが続き、当時やっていたSNSでアカウントも発見。
直ぐにフォローしてSNSでもやり取りが始まりました。
思いの外趣味が合い、いつしかSNSだけでなく直接LINEでメッセージのやり取りもするようになりました。
ゲーム以外に仕事しかなかった私の相談に乗ってくれたり、くだらない雑談をしたりしていくうちに、顔も知らない、会ったこともない相手に徐々に惹かれて行きました。
彼も同じ気持ちだったようで、ある日告白され、付き合うことに。
これが現在の彼氏が出来た経緯です。
変化の日々
当時の私はかなりのデブでした。
ダメ男時代からストレスが溜まると食べ過ぎてしまう癖があり、身長150センチに対して体重が70キロ近くありました。
しかし、ネットで知り合った彼氏と初めて会うのにこれでは会えない…と思い、猛烈なダイエットを始めました。
昼食はカップ春雨のみ、夕飯はおかず一品のみ。
サービス業で一日中歩き回っていたせいかみるみるうちに痩せ、半年後にはマイナス10キロのダイエットに成功。
また、仕事とゲームしかやっていなかったのが、自分磨きに時間を割くようになり、エステやマッサージ、ジムにも通いました。
痩せて以前より綺麗になっていく自分が嬉しくて、更に自分磨きに拍車がかかりました。
その後、初めて会った時に運命を感じて、「この人と結婚する!」と直感で思いました。
東京と北海道ほど距離の離れた遠距離でしたが足繁く通い、資格を取って手に職をつけ、付き合って1年で彼の元へ。
その後3年一緒に暮らし、今年結婚します。