地域:香川県
プライベートの充実がない生活
当時、介護の現場で働いていたのですが、毎日が残業で、家に帰ったら寝るだけという生活が続いていました。
また、仕事が休みの日でも少しでも体を休めておきたいと寝だめをするなどして休みの日は全く外に出ることがありませんでした。
ファッションや美容などの興味も薄れ、女子力低下の一途を辿っていました。
友人からの誘いも億劫と感じ断るようになっていき、今振り返ると、プライベートを充実させようとしていない自分に彼氏ができなかったのは当然だったと思います。
また、当時は、彼氏を作ろうともしていませんでした。
日々の仕事に追われ気持ちに余裕が持てていなかったことが彼氏を作るという気持ちになっていなかったのだと思います。
年齢的な焦り
28歳の頃、精神的なしんどさから仕事を退職しました。
退職してから、それまで忙しく仕事のことしか考えていなかった日々から解放され、自分のことに目を向ける時間が増えました。
そんな中、友人からの結婚報告が立て続けにありました。
自分も30歳間近になり、年齢的なことと自分だけ取り残されたような気持ちになって焦りを感じ始めました。
また、結婚した友人の話を聞くと、毎日が楽しく、精神的にも支えてもらえていたと言っており、自分も支えてくれるようなパートナーがいればと考えるようになりました。
日常の楽しいことや辛いことを共有できる人がいれば、毎日の生活もより楽しいものになるだろうと考えるようになり、彼氏が欲しいと思うようになりました。
先輩からの紹介
退職した際、以前お世話になった先輩に挨拶にいきました。
その先輩は別の施設で働いていて、見学という形で会いにいきました。
その日は、挨拶だけで終わったのですが、その日の夜に先輩から「紹介したい人がいる」と連絡をもらいました。
私と気が合うと思っていたスタッフがいたようで、私の訪問前にその人には話していたそうです。
そして相手側も「紹介してほしい」とのことだったようで、私に連絡をくれました。
人見知りなので、紹介というのは初めは気が引けましたが、信頼している先輩からの紹介だったこともあり、紹介してもらうことになりました。
初めて会うときは、私が人見知りであることを知っていた先輩も一緒に同席してくれました。
いろいろ話をして、先輩の言う通りとても気が合い、また次会いたいと思い、デートを重ね彼氏になりました。
毎日が幸せ
彼氏ができてから、日常生活の何気ないことをラインで報告したり、彼が休みのときはデートをしたりと、毎日が楽しくなりました。
彼の仕事は毎週日曜が休みで、会うのは日曜だけにしていました。
会いたいなど無理に自分の気持ちを押し付けることは控えようと思える人でした。
彼自身も私の何気ない表情や言葉の変化に気付いてくれるような人なので、自分自身もそういう気づかいができるようになろうと自然と思えるようになりました。
お互い無理強いせず、良い距離感を保てる関係で、1年後には結婚の運びとなりました。
夫と出会うまでは、自分の気持ちを聞いてくれるような人がいれば、と自分の感情を優先した考え方でしたが、夫と出会ってからは、相手の負担になるようなことは控えようと思えるようになりました。
自分が優先ではなくても幸せと感じる毎日を過ごせています。