地域:愛知県
私の高校はほぼ女子ばっかりの学校でした。
それまで私も好きな人はいたし、私のことを好きだと言ってくれる人もいたけど、なかなかお互いの気持ちが成就するような出会いはなくいました。
また、なぜか私は無理に彼氏を作ろうという気は全くなく、逆に彼女が欲しくて声をかけてくる男性がとても嫌で、また紹介したいと言われるのがとても苦手で、嫌いでした。
私は本物の出会いと恋愛をしたくて、そのタイミングを静かに待っているタイプでした。
周りのみんなはもちろん彼氏ができていたりしたけど、私は特に羨ましく思うこともなく、そのうち機会があれば、良い出会いがあればいいなぁと密かに願いながら、毎日お友達と楽しく過ごしていました。
この人となら付き合いたい!!私の胸がときめいた恋
そんな私が高校を卒業して、就職した先で知り合った男性に恋をしました。
私よりずっと年上の仕事上でも大先輩。男らしくて私に仕事を教えてくれたり、色んなアドバイスをくれる人生の先輩のような人です。
まだまだ夢見る少女だった私の胸は、一気にときめいていきました。
こんな男性とだったら、お付き合いしてみたい、私も彼氏が欲しい!絶対に付き合ってみせる!と、それまで無かった私の中の恋愛の炎が一気に燃え上がるのを、自分自身で感じたのでした。
それまで彼氏もなく、付き合う気も無く運命の出会いをひたすら待って願ってきた私の胸は、自然とその人へ向かって走り出したのでした。
運命のこの人と付き合う!
毎日の仕事の中でその人との交流は、日々深まりました。
そして、私の中でもその人の存在感は日々増していきました。
同じくして、彼の中でも私の存在感が増していたようです。
仕事とはいえ、誰よりも一緒に過ごす時間が増え、仕事が終わって家に帰るとお互いにお互いの事を考える日々を過ごしました。
だから、お互いの週末も気になって仕方がないし、だったら一緒に過ごすとなるのが、とても自然な流れになりました。
私たちはほぼ毎日、同じ時間を過ごすようになりました。
お互いの気持ちを確認して、お互いの未来を自然と考えるようになるのに、さほど時間はかかりませんでした。
運命の出会いを待った私は運命の人とついに出会ったのでした。
初めての彼氏ができた私
ついに私も人生で初めての彼氏が出来ました。
ストレートに愛を伝えてくれる、けどとても恥ずかしがり屋な彼です。
男らしくて頼れる存在で、私の知らないことをたくさん教えてくれました。
そんな彼に、日々尊敬の気持ちは増し、また感謝する思いでした。お互いに自分に無い部分の魅力に惹かれ、お互いを補うように高め合う付き合いができたと思います。
当時は、本当に会えない時間が寂しくて、別々に暮らすのが寂しくもありました。
けど、ちゃんと段階を経て彼とは良いお付き合いが出来て、とても良い思い出がいっぱいの恋愛時代でした。
その人と長く付き合う間に色々ありましたが、結果無事に結婚をして暮らしています。