地域:山口県
自信がない自分
私は昔からぽっちゃり体型で自分自身に自信がありませんでした。
小学校を卒業すると、異性と話す事に緊張してしまうようになり、恋愛も難しくなりました。
消極的な性格ではありませんでしたが、特に好きになった人には私自身から話し掛けることは出来ませんでした。
学生のころは、異性の友達はほとんどおらず、話す事といえば、授業中にノート貸してもらっていい?ぐらいでした。
高校に入るとある出来事をきっかけに男性を怖いと思うようになり、男性が近くにいるだけで冷や汗をかくようになりました。
学生時代が終わると、仕事しかなく、職場にいい人はいないかなと探しても、職場には年がものすごく上の方しかおらず、恋愛に発展することはありませんでした。
周りに影響を受けて
学生時代、男性が怖いと思いつつも、恋愛したいとはずっと思っていました。
周りが彼氏を作り、恋愛をしていくのを見ると、私も誰かに頼りたい、頼られたい、構って欲しい、そんな思いが強く、彼氏を欲しいと思っていました。
しかし、なかなか好きになる人も好きになってくれる人もおらず、ずっと友達と遊んでいました。
友達と遊びに出掛けても目に付くのはカップルだらけで、私の彼氏が欲しいという思いは強くなる一方でした。
仕事を始めたら恋愛なんて考えないようになるかなと思いましたが、当時一緒に働いていた方が主婦の方が多く、また仲が良かった少し年上の方も彼氏持ちで結婚予定まであると聞き、やっぱり私も彼氏を作って幸せな家庭を築きたいなと思うようになりました。
偶然の恋
私は25歳までに彼氏を見つけられなかったら、婚活サイトに登録するつもりで彼氏を探していました。
しかし、24歳の時、偶然友達から男性を紹介してもいいか、メッセージが届きました。
最初は怖く、悩んでいましたが、もしかしたら恋愛に発展するのではないかと考え、紹介してもらいました。
最初はメッセージだけのやり取りでしたが、連絡をし始めて2ヶ月経った頃、紹介してくれた子も含めて皆で食事に行かないかと言われました。
その食事から少しずつ会うようになり、4ヶ月経った頃、私の方からお付き合いを申し出ました。
それまでずっと彼女欲しいと言っていたので、すんなりと了承してもらえるかと思えば、少し考えさせてと言われました。
しかし、数時間後向こうからお願いしますとメッセージが送られてきて、お付き合いをスタートすることになりました。
変わっていく世界
彼氏が出来たのは初めてではなかったのですが、前の彼氏とは手を繋ぐまでしかしてなかったので、ほとんどが初めての状態でした。
それまで綺麗だと思えなかったものも、綺麗と思えるようになったりして、恋愛ってこんなに人を変えることになりましたことが出来るんだと思いました。
付き合って初めてのデートの時に名前を呼んでもらい、それから1週間は思い出しては顔を赤らめていました。
休みの日はなるべく一緒にいたいと思い、家でのんびりしたりしました。
そんな何気ない日でも、好きな人と一緒だととても楽しく、幸せな気持ちになりました。
今ではその彼氏と結婚し、子供もいます。
友達からの紹介を断らなくて良かったと思います。