地域:宮城県
失恋がはじまり
高校に進学し、中学時代から付き合っていた彼氏と別々の高校になりました。
最初はメールもたくさんやりとりしていましたが、だんだん連絡も少なくなり振られてしまいました。
「友達に戻ろう」と言われた事、今でも忘れません。
中学時代は同じクラスで席も隣という、なんとも幸せな毎日でしたので、離れ離れになった事はお互いに寂しかったんですよね。
毎日泣いていました。
友達にも話を聞いてもらって励ましてもらっていましたが吹っ切るのにも時間がかかり、しばらくは彼氏は作らないで高校生活楽しもう!と思っていました。
私の通っていた高校は、男子の割合が多かったので、「とりあえず出会いには困らないか」
なんて考えていました。
夏はイベントたくさんだよ!
彼氏はしばらくいらない!なんて思っていましたが、季節は夏になっていました。
夏ってイベントがすごく多いですよね。
花火大会やお祭り、プールに海。
気付けば周りはほとんどが彼氏を作っており、「このままじゃ一緒に花火大会行ってくれる人がいない!」なんて思いました。
女友達とワイワイ花火を見るのももちろん楽しいですが、好きな人とイチャイチャしながら見る花火もいいものですよね。
友達には、動機が不純だ!なんて言われる時もありましたが、私のタイプの人を紹介してくれたり友達の友達と遊ぶ機会を作ってくれたりとみんな様々協力してくれました。
違う学校の男の子とメールをしたりするのも楽しかったです。
絶対近場!彼氏とは離れたくない!
彼氏を作るにあたって決めた事。それは同じ学校で作る!という事でした。
前の彼氏とは学校が離れた事が原因で別れてしまったので今度は絶対同じ学校がいいと思っていました。
そんな時、同じクラスの男子からメールアドレスをこっそり聞かれました。
それが彼氏との出会いです。同じクラスでしたが、そんなに話した事はなかったので、メールでのやりとりや電話での話が意外性があってとても楽しかったです。
そこから学校でも話すようになり、放課後公園で話をしたりすることが増えました。そんな日が続き、夏休みに入る直前に告白されました。
彼は入学式から私の事が気になっていたそうで、ずっと告白したかったそうなんです。
毎日幸せ
彼氏ができてから、毎日楽しかったです。
学校に行けば絶対に会えますからね。
また授業中にアイコンタクトを送りあってニヤニヤしたり、放課後遅くまで残って教室でお話ししたりもしました。
彼も私も部活がある時はなかなか一緒に帰ったりできませんでしたが、部活が休みの時は駅まで一緒に帰ったりしました。
彼氏ができてからは、生活の中心が彼になってしまっていたような気がします。
ヤキモチ焼きの彼氏だったので、クラスではあんまり他の男子と話さないようにしたり、心配させないように気を使っていました。
今思い出すと、なぜそこまでしてたんだろうなぁと思ったりしますがその時はそれが正解だと思い込んでいるいたんだと思います。