地域:京都府
もともと依存してしまう性格
彼氏ができるたびベッタリしていました。
どこに行くにも一緒で、大学も彼と会うためなら平気で休んでしまうほど。
単位は落とさないように気をつけていましたが、真面目な性格で親に心配をかけたことがなかったので、急に恋愛依存症になってしまい、家族はかなり心配していました。
その彼氏とうまくいかなくても、次の彼氏を見つけて依存するということを4人ほど繰り返しました。
その間に社会人になり、これではいけないと思い、初めて次の人を見つけないまま彼氏と別れました。
初めは寂しかったですが、別れてしまえば意外と快適で、仕事にも集中でき友達との時間も作れたので、次に彼氏は作ることはせず、そのまま過ごしました。
結婚適齢期になって
周りはどんどん結婚していきます。
子どもが産まれたという報告もだんだん増えてきました。
学生時代は自分が彼氏持ち、友達はフリーという場面が多かったのに、いつのまにか逆転してしまいました。
羨ましくも、また彼氏を作れば依存してしまうという怖さがあり、なかなか次には進めなかったのですが、同じような境遇の先輩が結婚すると聞き、次の恋愛に興味を持ったのです。
実際にその先輩の結婚式に行くと、今までの私が知っている彼氏とは全然違うタイプの優しい旦那さまで、見ていてとても羨ましくなってしまいました。
先輩でもこんな幸せな結婚ができるなら自分も頑張ってみたいと思い、また彼氏が欲しくなりました。
自然と出会うことはほとんどない
職場の人に誘ってもらい、二回ほど合コンに行きましたが、全くタイプの人とは出会えませんでした。
学生時代と違い、自然と出会うことはほとんどないので、紹介してもらうか合コンに参加するしかないと思っていたので、その時点で少し諦めてしまいました。
結局婚活はしばらく忘れて、その時働いていた職場の同期と飲み会に行くようになりました。
徐々にその飲み会の人数が減ってきて、4.5人で飲むようになると、それまで仲のいい同期と思っていた人を気になるようになったのです。
それまであまり意識していませんでしたが、だんだん2人で飲みに行くようになり、そのまま付き合いました。
それまでは出会った時点で恋愛対象かどうか判断していましたが、初めて友達から恋人になりました。
恋愛に支えられ、仕事も頑張れる
出会ってすぐに恋愛に発展してばかりでしたが、初めて友達から彼氏になったので、気心知れた関係となりました。
もう一年以上も仲のいい同期だったので、初めは少し戸惑いましたが、変に気を使う事もなく、心地よい関係でいられました。
心配していた依存症もなく、適度に会って仕事も恋愛も両立できていたと思います。
むしろ恋愛に支えてもらったおかげで、仕事でしんどい時もがんばれました。
彼も恋愛を何よりも優先する!というタイプではなく、今までなら寂しく思っていたかもしれませんが、それがとても心地よい関係につながったのだと思います。
結局付き合って10ヶ月で結婚しました。もともと知り合いだったから安心できました。