地域:鳥取県
人間不信
私は元々、話したりすることが好きでしたが、体型が細すぎるという理由と可愛くないという理由で、周りから無視などを受け、溶け込むことができずにいました。
女子とも話せる友達がいないのに、男子とも話せるわけはありませんでした。
転校したばかりで、なかなかクラスにも馴染めず、そのまま中学校卒業まで保健室登校でした。
もちろん、学校外では、友達がいるフリを学校外の友達には話してきましたが、実際のところは保健室へいって単位をとる、、ということしかしてきませんでした。
話すことは好きだけど、友達が学校内にいないとなると彼氏なんて、作れるわけはありませんでした。
オシャレも興味なかったので、女の子という形でしかなかったと思います。
羨ましい
クラスに馴染めない中でも周りはどんどん恋愛話で花が咲いていました。
耳だけ傾けて話を聞いていました。手をつないで帰るカップルに、喧嘩するカップルに、放課後に告白する女子、男子、を見ていたら、自分もあぁなってみたいなと思っていました。
また、転校前の学校の友達からは、さっそく彼氏ができたと、恋愛話や恋愛相談をもちかけられ、悩む友達が羨ましいなと思ったときもありました。
高校にあがり、周りは男女カップルで溢れかえっていました。
友達が彼氏と仲良く話す姿を目の前で見たときなどは、羨ましいなといつも思っていました。
中学校のときとは違い、私もやっと話せる友達ができて、男友達もたくさんできたのですが、恋愛対象にまではどうしてもならなかったので、そうゆう気持ちが彼氏がほしいと強く思う時でもありました。
バイト先で
高校生になり、バイトを始めることになりました。
将来就職などに役立たせるために、接客(コンビニ)を選びました。
小学校、中学校のときに作った人間不信の壁を壊すためでした。
バイト先で人間不信は徐々に溶けていきました。上下関係、お客様との会話などが自分への勉強となりためになっていきました。
そのときは何も考えていなかったのですが、レジで毎回毎日ならんでくれるお客様がいました。
毎日会うので、徐々に名前など覚えていき、タメ口で話す(少し)くらいにまでなりました。
一ヶ月くらい経ったとき、レシートをいきなり渡され、ゴミかなと受け取ったら、連絡先が書かれていました。
なんで、と思いながらも悪い人ではなかったので、気持ち的には嬉しかったです。
そこから出会い付き合うことになりました。
オシャレに目覚めた
彼氏ができて、今まで適当にしてきたスキンケアやヘアケア、服装、化粧とガラリと変わりました。
いい彼女と思われたい欲望から、出来もしない料理をできるといってしまい、お弁当を作る羽目になり、頑張って料理を作ろうと思いました。
ですが、全くしてこなかったので、料理なんてできず、困った挙げ句、簡単にできるチャーハン(それもふりかけまぶしてできる簡単なやつ)を作りあたかも自分で作ったと言い張り、おいしいをGETしました。
そのくらい彼氏を好きになり今のままじゃダメだとその日から毎日高校のお昼ごはんのお弁当は自分で作るようになりました。
気持ちも前より明るく友達もたくさんでき、学校生活も毎日充実していたので、とても楽しい生活を送ることができていたので、とてもいい経験になったなと今でも思っています。