地域:宮城県
周りから彼氏がいると思われていた
大学を卒業して地元に戻ってきたのですが、仕事が忙しくて合コンに行ったり友達と遊ぶ暇もありませんでした。
しかも、少し派手な顔だったせいで、彼氏がいると周りに思われていたんです。
同性の友人のところに泊まり、彼女に車で職場まで送ってもらったときには朝帰りだと噂されて、本当に困りました。
いくら否定しても、にやにやされるだけなので、半ば諦めていたんです。
そんな状態でしたので、社内の独身男性陣からは恋愛対象外だと見なされていました。
また、私の好みが年上男性だというのも、彼氏が出来なかった要因だと思います。
年上男性は、あらかた結婚していたり彼女がいるので、いつも片思いしかできませんでした。
同期たちの結婚や恋愛話
同期たちとは食事に行ったり、一緒にドライブするなどプライベートでも仲が良かったのですが、
彼女たちが次々に結婚したり、あるいは彼氏が出来たりした話を聞かされて、私も彼氏が欲しいなと考えるようになりました。
年齢としては20代半ばだったので、次に恋愛するならちゃんと結婚まで視野に入れたお付き合いをしたいと思ったんです。
仕事は忙しかったのですが、安定した収入もありますし、心に余裕が生まれた時期だったのだと思います。
また、一人暮らしをしていたのですが、食事を一人で食べることの寂しさをヒシヒシと感じていたんです。
面白いことがあっても共有できる人がいないので、休みの日は家に籠ることが多く、このままではいけないのではないかと思い、彼氏を作りたいと思ったんです。
色んな人に助けてもらいました
まず、彼氏を作るためにしたことは、周りに蔓延している、いるはずのない私の彼氏の存在を消すことでした。
部内で一番古参の女性社員に婚活していることを告げて、いい人がいたら紹介してほしいと伝えたんです。
そして友人たちには、合コンがあったら声をかけてほしいとアピールしました。
それまでは年上男性ばかりを狙っていましたが、年下や同い歳の人にも目を向けるようになりました。
しばらくすると社内の色んな人から合コンに誘ってもらったり、社外の方を紹介してもらったりしました。
街コンにも行きました。
彼氏がいる同期や友達には、彼氏の友人で良い人がいないか探してもらうお願いもしていました。
気持ちが満たされています
彼氏が出来てからは気持ちが満たされているのが分かりました。
それまで、仕事で遅くなることも多く食事などはコンビニ弁当で済ますこともあったのですが、彼が私を気遣ってくれるので、自分の健康を考える余裕が出てきたんです。
お弁当も、彼の分を作るときには自分の分も用意して、出来るだけ料理に挑戦するようになりました。
幸せだと感じることも多くなり、同期たちに対する劣等感のようなものも少なくなったように感じます。
休日に家に籠らずに外出するようになり、一人ぼっちだという寂しさもなくなりました。
彼氏ができたことで時間の自由は少なくなりましたが、その分、明るい気持ちでいられるようになりました。