大学生の時のアパートの隣の部屋の住人が彼氏になって結婚するなんて!

ゆみこっちさん 年代:20代
地域:山梨県
目次

自分に自信がなくてメンヘラっ子

当時の私は、親から放置されて誰にも構ってもらえないメンヘラっ子で、毎日辛くて辛くて仕方なかったです。

高校時代にも何人か付き合うことになりかけた人もいましたが、振られて撃沈。とにかく新しい生活を始めたかった。

つらい失恋をしたことと、実家の母親と折り合いが悪く、飛び出すように地元を去って他県の大学に入学しました。

学ぼうと思ったのは心理学。

仲の悪い家庭環境をなんとかしたいと思ったのと、つらい自分の気持ちを立て直すため。

そして心理学を勉強する人たちはきっと優しい人が多いと思ったからです。

新しい場所で、新しい人間関係を築きたいと強く思っていました。

それでもすぐにはなじめず、ずっと寂しい気持ちを抱いていました。

楽しみを共有できる人が欲しい

大学入学で18歳。それまでフリーだった友達にも彼氏ができ始めました。

特に、はじめての夏休みを迎えて、高校時代の親友が彼氏と仲良くしているのを見たときは心が痛くなりました。

それまで、私のものだった親友が彼氏の前で幸せそうに笑っているのを見て、とっても悲しく、同時に幸せを感じました。

そして、自分にも自分だけの愛する人が必要だし、自分にも必ず運命の人がいるはずだと強く思いました。

はじめての大学での夏休みは、寂しい日々でした。

彼氏持ちの友人達には声をかけられず、ただ日々が過ぎて行きました。

引っ越してきた私は読書をしたりして毎日呆然として毎日を過ごしました。

それでも、寂しさは埋まりません。

これではダメだ、楽しいことを共有できる人を探さないとと思って行動を起こしました。

勘違いも浮かれるのも大事なこと

まずは自分磨き。

できる限りオシャレしたり髪の毛をカラーリングしたりネイルを頑張ったり。

そして新しい出会いを大切にしました。友達にも相談したりしていい相手を探しました。

でも結果的には、自分の直感でピンときた人が彼氏になりました。

自分のアパートの隣の部屋の住人です。

親切な(おせっかいな)大家さんのおかげで、アルバイト先や彼女の有無、年齢、家族の雰囲気などを知ることができました。

今では少ないかと思いますが、そのアパートは家賃を振り込みではなく手渡して大家さんに渡しに行ったのです。

その時にいろいろと教えてもらいました。

そして、彼がアルバイトをしている時にアタックをかけたのです。それから10年、彼氏から夫になりました。

こんなにも幸せなことってあるのか。

それまでの生活とは劇的に変わりました。

精神的に安定した彼氏だったので、それまで不安定だった自分を変えてくれました。

それまでは自殺未遂などをすることもあったのですがよく眠って安定した彼氏と一緒にいることで、自分も睡眠のサイクルが整い、そういうことはなくなりました。

隣の部屋同士だったので、すぐ同棲のような感じになり、毎日の理由のわからない寂しさやつらさがなくなりました。

一緒に暮らすことがとても楽しくなりました。

趣味が合っていたので、一緒に行動して一緒の本を読んで感想を言い合ったりできたので、本当に毎日が楽しくなりました。

また、彼氏の両親はとても家族仲がよく、自分も大事にされるようになりました。

それに影響されてか、自分も家族を大事にするように心がけたら少しずつ自分と自分の家族の仲も解消されたように思います。

彼と付き合えたことで自分の人生が新しく始まったと思います。彼には本当に感謝しています。

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