地域:三重県
地味な見た目と真面目すぎる性格から彼氏ができませんでした。
私は学生時代はとても地味な子でした。
黒縁のメガネをかけていて、私服も常にパンツスタイルという状態でした。
この地味な雰囲気の理由は、親から指導されていたからでした。
私自身は10代らしくもう少し明るい色の服やスカートを着用したかったのですが、親がとにかく派手なファッションはダメだと言ってきたために着ることができませんでした。
そのため10代ながらまるで30代、もしくはそれ以上の年齢の女性が着用するようなファッションをしていました。
そのような親の指導をきちんと守ってきたことからとても真面目な性格であり、学校の成績も毎回トップだったことから、クラスの男子は人間として一目置くような存在になっていても女子として私に好意はもっていなかったようです。
同級生から生きていて楽しいの?と聞かれたことから彼氏が欲しくなりました。
私は地味な雰囲気と真面目な性格から17歳までは彼氏がまったくいない状態でした。
たまたまそのことを同級生が知って私に「恋愛もせずに生きていて楽しいと思う?」と言われてしまいました。
私は当時親の言われたことを忠実に守ること、そして学校から言われるようにきちんと勉強していい大学に行くことしか考えておらず、彼氏を作るということや恋愛をすることについては憧れがありつつも考えないようにしていました。
しかし同級生からそのようなことを言われるということは、私が全く楽しくない、ひいては魅力のない女子だというように思われているのだということが分かりました。
そのことに関してとても悔しく感じたことから、私は何とか彼氏を作って同級生たちに魅力がない人だと思われないようにしたいと思ったのです。
見た目を変えてから男子に話しかけるようにしました。
高校3年生になったら少し見た目を変えようと思い、視力が落ちたことを理由にメガネからコンタクトレンズを使用することにしました。
また親の言いなりにならずに、私服は少しだけですが自分の着用したい服を着るようにしました。
さらにそれまではクラスの男子とはクラス委員の仕事のことなど必要最低限のことしか話をしなかったのですが、高校3年生以降は男子に話しかけられたらきちんと話をした上に、こちらからも男子に話しかけるようにしていました。
そのような振る舞いをしているうちに、ある男子が私に積極的に話しかけてくるのでこちらも話を聞いていると、高校入学時から私のことが気になっていたということがわかりました。
そのためまずは友達以上彼氏未満という位置づけで交流し始め、高校を卒業する直前に本格的に付き合うようになりました。
同級生から、からかわれることもなくなりました。
高校生の頃はその地味な見た目と男っ気のなさから、当時モテモテだった同級生たちからは人生が楽しくなさそうだと、からかわれることはなくなりました。
また彼氏がいることで自分の身なりにさらに気を遣うようになり、大学に進学して以降は彼氏がいるにも関わらず何人かの男子から告白されたりするなど今までの自分にはあり得ないくらいのモテ期がやってきていました。
周囲からはまるで別の人物になったかのような気がすると言われましたし、何よりも私が派手になってしまうことを危惧していた両親が私の充実した生活っぷりを見て反対するどころか、いつでも自立した生活が送れそうな感じに見えると言ってかえって安心していました。